蕪蒸し
精進の蕪蒸しは味に深みが出ません。
そこで、少し手間がかかりますが揚げ野菜で作ってみましょう。
材料(4人前)
- かぶ 2個
- くり 4個
- しめじ 1パック
- さといも 8個
- ぎんなん 8個
- 生麩 4切れ
- ★ 昆布出汁 200cc
- ★ しょうゆ 20cc
- ★ みりん 20cc
- 水溶き葛 少々
- 塩 少々
- サラダ油 適量
- 片栗粉 適量
つくりかた
- かぶは、身の細かいおろし金ですりおろしてペーパータオルに包み、斜めにして自然と水分を取ります。(1時間程)
- さといもは、汚れを落とし皮をむき、下茹でをして一度冷まします。
- くり、ぎんなんは、下処理をして煮ておきます。
くり→栗の甘露煮 参照
ぎんなん→銀杏水晶煮 参照 - しめじは一つ一つに分け、片栗粉を付けて160度~170度位の温度で揚げます。
- 生麩は1センチ幅に切り、175度位の温度で表面が少し狐色になり膨らまない程度に揚げます。
- さといも・くりは、片栗粉を軽く付けて160度~170度位の温度で軽めに揚げます。
- ぎんなんは半分に切り揃えます。
- 器の中心に揚げた麩を置き、その周りに揚げた里芋、栗、しめじを並べます。
- 並べた野菜の中心付近を覆うように水分の切れたかぶをのせてその上に銀杏をのせます。
- 器のまま、蒸し器で10分蒸し上げます。
- 鍋に調味料(★)を入れて火にかけ、沸き上がってきたら水溶き葛を少しずつ入れてとろみをつけます。
蒸し上がった蕪蒸しにとろみあんをかけて出来上がり。
ワンポイント
精進料理ですが、卵を使っても良いと思われる方は、卵1個分の卵白をメレンゲにして、9でかぶと合わせてから蒸すと、さらになめらかにできます。
謝辞
この精進レシピおよびコラムは、「泉竹」からご提供頂いております。
http://www.izuchiku.jp/