紅葉の秋、野山に紫のあけびが実ると夏の暑さに疲れていた心と体が静かに落ち着いてくるのを感じます。
あけびの中の果肉は甘い上品な味わいですが種が多いので少し手間がかかりますが秋を感じてみましょう。

材料（4人前）

• 胡瓜　100g
• 人参　100g
• みょうが　20g
• 大根　100g
• あけび　4個
• 食用菊の花　10g
• ★ 酢　100cc
• ★ 砂糖　40g
• ★ 水　100cc
• 塩　少々

つくりかた

1. 胡瓜、人参、大根、みょうがをすべて千切りにします。
2. 甘酢を作ります。
   鍋に調味料（★）を入れて一度沸騰させて、冷ましておきます。
3. 千切りした胡瓜と大根は塩を小さじ2杯ほど振り混ぜてしんなりするまで約10分置きます。
4. 鍋に水を入れて沸騰させて千切りの人参を入れます。
   5秒後に千切りしたみょうがを入れてすぐに火を止めて、ざるに空けて冷まします。
   沸騰したお湯に花びらだけにした食用菊を入れて10秒数えてざるにあけ冷水で冷まします。菊の花は、冷めたら水を良く絞り置いておきます。
5. ３の胡瓜と大根は、しんなりしたら水で洗い塩気を抜いて、水分を絞り置いておきます。
6. ２の甘酢に胡瓜、大根、人参、みょうがをすべて漬けておきます。
7. あけびは4分の1程縦に切り取ります。
   切り取ったところから中のあけびの果実（種の部分）を取り出します。
   取り出したあけびの果実を、ざる等を使い種と果肉に分けます。
8. あけびの外側の部分は水に漬けておきます。（器として使います。）
9. 果肉と、漬けて置いた野菜と菊の花を混ぜ合わせます。（漬けておいた野菜の酢の絞り方で、味を調整します。）
   水に漬けておいたあけびの外側は、良く水をふき取り、和えたものを盛付けます。

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