冬瓜饅頭
暑い夏が来ると自然と冬瓜が美味しいと感じます。
冬瓜の柔らかい水分を味覚と共に体が求めているのでしょうか?
冬の瓜と書きますが、さわやかな夏の冬瓜料理、冬瓜饅頭を作りましょう。
材料(4人前)
- 冬瓜 300g位
- 人参 50g
- 絹さや 50g
- 椎茸 50g
- 昆布出汁 500cc
- 薄口醤油 50cc
- 味醂 50cc
- 塩 少々
- 葛または片栗 少々
- すり柚子 少々
つくりかた
- 冬瓜は5cmほどに切り揃え、青い皮目に塩を振り、硬いスポンジたわし等でこすり表面の硬い皮をこそげ落とします。
- こそげ落とした面に包丁で細かく鹿の子に切れ目を入れ、沸騰したお湯で5分ほど茹でてすぐに冷水で冷まします。
- 人参と絹さやを千切りにして、沸騰したお湯で茹でて速やかに冷ましておきます。
- 椎茸は薄切りにしておきます。昆布出汁に醤油、味醂を入れて火にかけ沸騰する直前に薄切りにした椎茸を入れて火を止めます。
- 火を止めた出汁から椎茸だけを取り出し冷まします。出汁に茹でた冬瓜を入れて火にかけて、弱火で15分程煮含め、鍋ごと冷まします。
- ラップを両手を合わせた位の大きさに切り、その上に冷めた冬瓜を皮目を下にして置きます。上から冬瓜をつぶしその上に人参、絹さや、椎茸をのせてラップごと冬瓜で野菜をしっかりと包み込みます。ラップの合わせ口を輪ゴムやひもで結び、お団子状にします。
- ラップが破れない様に丁寧に針でラップに10か所位穴をあけます。
- 7の冬瓜団子を、鍋の出汁に入れて冷蔵庫で1~2時間ほど漬けておきます。
- 鍋から冬瓜団子を取り出し、ラップを外して器に盛りつけます。
- 漬けていた鍋を火にかけ、醤油、塩、味醂で味を整え、葛か水溶き片栗でとろみを付けます。
- 10を冷まして冬瓜にかけて、すり柚子をのせてお召し上がりください。
謝辞
この精進レシピおよびコラムは、「泉竹」からご提供頂いております。
http://www.izuchiku.jp/