曼荼羅とは?

真言宗や仏教の考え方、教えを表現した「両界曼荼羅(りょうかいまんだら)」は「胎蔵界(たいぞうかい)曼荼羅」、「金剛界(こんごうかい)曼荼羅」の2つの曼荼羅を合わせたもので、どちらにも大日如来さまが描かれています。

胎蔵界曼荼羅は、大日如来さまを中心に、たくさんの仏さまが集まっていて、これは考え方の違う人や生き方をすべてみとめて「あなたと一緒にいたい」と「肯定」する大きな世界が表現されています。

金剛界曼荼羅は、全体が9つに区切られていて、上段中央に大日如来さまが描かれており、9つの区切りは大日如来の知徳の世界を表しています。ここには、どういう結果でも、その結果になった原因があるのだから「その原因やプロセスを正しい智慧でもって見極めて弁別していこう」とする分別の世界が表現されています。

金胎不二(こんたいふに)の思想

胎蔵界曼荼羅のすべてを認め合う慈悲の世界と、金剛界曼荼羅の知識ではなく智慧で「分別していく」厳しい世界は、「而二不二(二つでありながら一体)である。」
つまり、実は一体であることを曼荼羅は表現しているんだよ。

胎蔵界曼荼羅

金剛界曼荼羅

曼荼羅思想の教え

「曼荼羅思想の教え」スライドを準備中です。

曼荼羅の教え 野口圭也先生

曼荼羅のおしえ

野口圭也先生の仏教講座第2回目の開講です。
曼荼羅』の解説を野口圭也先生にお願いしました。

インド密教とマンダラ

この文章には、ルビやサンスクリット文字が多く含まれているので、PDF形式でご提供しています。

野口圭也先生ってどんな人?

野口圭也(のぐち・けいや)

昭和29年、東京都豊島区生まれ。
都内の真言宗のお寺の住職をしながら、大正大学・種智院大学・京都大学の教員も務める。
専門分野は、インド密教。
特に後期のインド密教であるが、最近は日本仏教の思想や美術、また仏教文化や生命倫理に関する論文も執筆し、 明治期の噺家の三遊亭圓朝の怪談における霊魂観についても論じている。

野口圭也先生による般若心経のおしえもあわせてお読みください。