うるいと空豆の塩梅酢掛け
春の山菜うるい、白と緑のコントラストは日本の美人画の様に感じられます。
その美しいうるいも家庭ではあまり召し上がらないとよく聞きます。
今回は空豆の力強さも合わせて春らしく梅で食べてみましょう。
材料(4人前)
- うるい 100g
- 空豆 16個
- 昆布出汁 200cc
- 梅干し 2個
- 酢 大さじ2
- 砂糖 少々
- 塩 少々
つくりかた
- うるいは水洗いして半分に切ります。
- なべにお湯を沸かして塩を一つまみ入れ、沸騰した鍋でうるいを湯がきます。
うるいの湯がき方
(1)根の方を先に鍋に入れて、5秒数えます。
(2)青い上の方を鍋に入れて、3秒数えたらすぐに箸ですくい上げて、冷水で冷まします。 - 冷めたら、水けを良く切って2センチの長さに切りそろえ、昆布出汁(100cc)に漬けておきます。
- うるいを湯がいた鍋に塩をさらに2つまみほど追加して、沸騰したら空豆を入れて茹でます。
- 空豆はゆであがったらざるにあけて冷ましておきます。
- 梅干し2個の種を取り除き、包丁で細かくたたきペースト状にします。
- ペースト状にしたものをボウルに入れて、ボウルに入れた梅にお酢大さじ2を入れ、良く混ぜ合わせます。
- そこに残りの昆布出汁を少しずつ入れていきます。
- 出し汁を入れていく中で、途中途中で味見をしてください。
塩加減・酢加減がちょうどよいと思ったところで砂糖を少々入れて味見をしてください。
甘味がもう少し欲しいと思えば砂糖をまた少々加えてみてください。どうか野々部ご住職の指ばかりよい塩梅に挑戦してみてください。 - 昆布出汁に漬けておいたうるいを器に盛付け、空豆の皮をむき添えて塩梅酢をかけてお召し上がりください。
謝辞
この精進レシピおよびコラムは、「泉竹」からご提供頂いております。
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