ロシア西シベリアの北部で昨年の5月に
体長1.2メートル、体重50キロの子象が
見つかった。
と言っても3万7000年も前の凍結マンモスで、
地球の温暖化で永久凍結の土壌が解けて、ほぼ完全な
姿で見つかったのだ。
CT断層で解析すると内蔵も完璧な状態で保存されて
いて専門家の分析によって、絶滅したマンモスの謎に
迫る奇跡の大発見だ。
4万年も前のリューバにあえるのは、貴重な体験かも
しれないけれど、逆に解けることのない凍土が、地球の
温暖化によって解けてしまった。
その結果、出会ってしまったということは、未来にむかって
私たちに警告を発すために選ばれた使者だったのかもしれない。
今は多くの人が「何となく」という感覚でしかないと思う。
「再生紙を使っています」とか「地球にやさしい」とか言う
カッコはどうでもいい・・・。
氷河期で生命が絶たれたり、異常気象、地震や洪水で多くの
犠牲者が出たり、地球という自然は、人間にとっては、とても
冷たく厳しいものなのだ。
奇跡のマンモス「リューバ」展
■会期 2008年1月2日(水)~2月3日(日) 10:00~20:00
■会場 丸ビル 1階「マルキューブ」(東京駅丸の内南口)
丸の内ビルディング1階 東京都千代田区丸の内2-4-1
■アクセス JR 「東京駅」丸の内南口より徒歩1分
■http://www.marubiru.jp/
氷がとけても
和尚さん先日は貴重な話ありとうございました。
不思議なのは、コップの中にある氷が
解けてもコップの水面が上昇しませんよね?
だから氷河が溶けても問題ないのでは?と
思うのですが・・・。
ごりさま
その通りで、理科の実験でやりましたよね。
逆に冷たいものに暖かい水がつくと霜になって
凍りますね。反対のような気もしますが、
詳しいことは分かりません・・・。
地球環境なんて言うけれど、回収したペットボトルの
多くはリサイクルされずに焼却されているとか。
スーパーのレジ袋だって、石油を精製したときにの
残り物で作られているので、むしろ資源の有効化?
だという人もいます。
生長した木はCO2を吸収しないので、計画伐採や
植林がされます。箸や紙もお塔婆もその中での
資源循環の中の話だと思うのですが・・・。
そうそう太陽パネルだって処分するのに膨大の
費用がかかるなんて聞きました。
これからいろいろ考えていかなければならない
ことがたくさんあるということですね。