最近、「アメピグ」というものをやっている人が
増えているそうです。
これはどういうものかというと、ネットの世界で
自分の分身みたいなのを作って、その仮想空間で
いろんな場所へいって他の人と会話したりするそうです。
代々木公園の各種広場や浅草、ニューヨーク、渋谷などなど。
タイムマシンがあれば、古代エジプトとか江戸時代、もっとは
原始時代にもいけるそうです。
「部活」とかいって、同じ趣味の人が集まって交流したり、
ほかにも、あちこちの場所に出現しては、一糸乱れぬ見事な
ダンスを披露して、風のように去ってゆくグループもいるとか。
そのアメピグで、最近「清水寺」という場所ができたそうです。
へぇ~と感心しながら、興味津々で見せてもらいました。
確かに、清水寺っぽい!清水の舞台があったりしますが、
でも・・・なんか変!?
よく観察してみると、本堂の中にいるのが、巫女さん?
しかもその前にある黒い像は毘沙門天像?
いやいや、大黒様?ご本尊はどこに?
清水の舞台の下には、尼さんがいて、これがショップになっています。
どんなものを売っているのか見せてもらいました。
なんと、仏具や法衣が並んでいます!
その他にもお守りなどのお寺らしいグッズや、木彫りの仏さまなど、
それらしいものがありました。
さっそく法衣に着替えて、数珠を手にもって、尼さんの隣に
並んで、「南~無~」と唱えるプチ修行という・・・。
疑似体験でしか人間関係を築けない寂しさ・・・。
これからどんな世の中になってしまうんですかね?