可愛い芸術品



日本の女性が生み出した「座り鶴」を頂きました。

江戸時代から伝わる紅白の「座り鶴」・・・。
「鶴は千年」と言われて長寿の象徴でもあります。

江戸時代に作られた着物の残り布を縫い合せ、手のひらに
のるほどの花、鳥、動物、人形などを作り続けた日本の女性たち・・・。

それは、ものを大切にする心や、色遣いのセンスを養い、
器用さを修得する教養の一つだったのかもしれませんね。

今回の座り鶴は、香袋にもなっていて、鳩居堂のお香が
入っているとの、お手紙も添えてありました。

ほのかの香りと、おめでたい証は、何か良いことが起こり
そうな予感です。

見るも良し、使うのも良し、素敵な贈り物でした。

変わりゆく生活の変化のなかで、このようなものを作ることが
いつしか忘れ去られてしまうことになってしまうのでしょうか?

カテゴリー: 金剛院和尚のブツブツ雑記 パーマリンク

可愛い芸術品 への4件のフィードバック

  1. フードアナリスト食人 のコメント:

    Unknown
    お洒落ですね。素敵な贈りものですね。

  2. ゆあん のコメント:

    素敵
    鳩居堂好きです~

    いつも混んでいるけど、素敵なお店ですよね

    手作りて、とっても素敵ですね。
    買ったものと違って、とても温かくて
    重みがある気がします。

    去年の誕生日、友達から手作りの「猫」の
    置物をもらいました。
    手縫いのミニサイズで、中に友達のお母さんが
    育てたハーブ入りです。

    不揃いの縫い目に、友達の心がこもっている気がして
    とっても大切です。

    何か良い事が起きるといいですね
    そして、忘れ去られず 伝え続けられますように・・

  3. 和尚 のコメント:

    フードアナリスト食人さま
    はい・・・そうなんです。

    したことがありませんが、美的センスが
    ないとできないかもしれません

    あ~~「かも」使ってしまった

  4. 和尚 のコメント:

    ゆあんさま
    手作り感というのは、良いものですね。
    それは、一生懸命作ってくれた思いが感じ
    られるからなんでしょうね

    お寺は、あまりおめでたいものを飾れないので
    しばらくしてから、お正月までお休み頂く
    かもしれません

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください