今年の冬至も過ぎて新年も残り少なくなりました。
一年で一番昼間が短くなるのが実は冬至です。
昔の人は、この日が太陽の力が最も弱まる日だと考えて、
そのエネルギーを復活させようとする祭りが世界各地で
行われていました。
クリスマスも今はすっかり「キリストの誕生日」としてお祝い
されていますが、もともとはキリスト教よりも古い宗教の、
冬至の祭りの日だったそうな。
日本では、冬至に太陽の力ならぬ自分の運気をアップ
させようという風習が今でも続いていますよね。
「運盛り」というやつです。
冬至の日に、「ん(うん)」のつくものを食べて「運」を
取り込もうという、いわゆるゲン担ぎですが、
ぎんなん、にんじん、れんこん、なんきん(カボチャ)など、
「ん」が2つも入っている食材は特に運気が上がると
いわれて、よく食べられます。
「ん」が入っていればいいということなら、プリンやラーメン
でもいいのかな?
ワンタンメンなんて「ん」が3つも入ってるから最高なんじゃないか?
なんて考え、今日で続いて「運盛り」してますが、さてどんなものでしょう。
冬至といえば、東京高田馬場の放生寺で冬至から節分の間
限定で授与される「一陽来福」のお札も有名ですね。
放生寺のお隣の穴八幡宮では、一文字違いの「一陽来復」の
お札が授与されます。
ただし、すごい行列ですが・・・。