ウサギのものがたり



ある日、お腹をすかせた僧侶がやってきました。

森に住むサルやキツネが、そのお坊さんに食べ物を
あげます。

しかしウサギには、あげる物がありませんでした。

そこでウサギは、「私の肉体を差し上げます」
そう言って火の中に飛び込んだのです。

ところがウサギの身体には火がつきません。

実は、このお坊さんは帝釈天で、姿をもどした帝釈天は
そのウサギの行いこそ、やさしいい「慈悲」そのものだ・・・。

そこで、その徳を永久に残すために、月の表面にウサギの
姿を残したと言います。

お釈迦さまのエピソードなどを集め、『イソップ物語』など
にも影響を与えたという「ジャータカ」という仏教説話に
残っている話です。

「この干支の切手の字、和尚の先輩が書かれています」

カテゴリー: 金剛院和尚のブツブツ雑記 パーマリンク

ウサギのものがたり への4件のフィードバック

  1. フードアナリスト食人 のコメント:

    ウサギ
    素敵な話ですね。潔いウサギを見習いたいと思います。合掌。

  2. おもろー¥ のコメント:

    めっちゃおもろーーーーーー

  3. おもろー¥ のコメント:

    めっちゃおもろおおおおーーーーーーーーー

  4. おもろー¥ のコメント:

    ちょっとこうどう力がないからみならいたいです

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください