東京の繁華街にニセ僧侶が出没しているそうです。
坊主頭で袈裟を着て、いかにも修行僧という身なりを
しているものの、真っ赤な偽物。
数珠などを押しつけて、対価を要求してくるんだとか。
一回の要求額は1000円、2000円と、そこまで高額では
ないものの、逆にそのためか騙されてお金を払って
しまう人も少ないくないようです。
京都や上野公園で目撃されているとのニュースが
報じられていました。
もう数年前から、ネットなどではこのニセ僧侶への
注意喚起が流れていましたが、テレビでも報道される
ようになったということは、それだけ問題も大きくなって
いるのでしょうか。
なんでも日本を訪れている外国人観光客が、カモに
されているという面もあるそうで、日本の仏教・僧侶への
冒涜であるのみならず、日本のイメージ悪化にも
なってしまいます。
敬虔な仏教僧が、路上で数珠やものを渡して代金を
要求する、なんてことは絶対にありませんので、もし
怪しい僧侶のような男に声をかけられても相手に
しないでください。
これとは別の事件で、開運グッズ販売を騙って
自称僧侶が逮捕されたのもつい先日のこと。
「罰が当たる」という言葉は、昔のものになって
しまったんでしょうか…。
でも、悪事は必ず露見します。仏様は全てを
見ていらっしゃいますよ!