先日ニュースで、「スマホでケガレを送信して、神社でお祓いしてもらえる」
というサービスができたと知って驚きました。
岡山の神社のサービスだそうで、スマホに表示された人形で体をなでて
ケガレをうつしたら、ネットで送信。
神社ではそれをプリントアウトして、お祓いののち、きちんと
お焚き上げをしてくれるそうです。
ネットで「支払い」じゃないですよ。ネットで「お祓い」…。
時代もここまで来たのかと感嘆してしまいました。
寺院では、最近では「インターネット墓参り」という
サービスもあるようです。
パソコンの画面に表示されるお墓の(イラスト)に、
お花の(イラスト)をお供えしたりして、自宅でお参りが
できるというもの。
ほかにも、本物の自家のお墓を撮影した画像を
パソコンに表示してお参りをしたり、霊園のライブカメラで
お墓を映して参拝したりと、さまざまな「ネット墓参」サービスが
考案されています。
ご高齢、交通の便、いろいろな理由から気軽なお墓参りが
難しいという方に求められる現代風のお参りのかたちなのでしょうか。
もちろん、ご遺族の遺骨の眠る本物のお墓に出向いて、直接
しっかりと手をあわせるのが一番よいには決まっています。
しかし、技術の進化にあわせて多様な祈りのスタイルが
生み出されていくのも、時代の流れなのかもしれませんね。
30年後は、そんなお墓参りがあたりまえになるかもしれませんね。