自分が作った料理を、家族以外の人にも食べてもらいたい。
旅先の国の料理を家庭の食卓で味わってみたい。
そんな、料理を提供したい人と、その料理を食べたいという
旅行者などとの出会いの場を提供する「キッチハイク」という
サイトが登場しました。
キッチハイクとは、「キッチン(台所)」と「ハイク(ハイキング)」を
組み合わせた造語でしょうね。
現在、日本をはじめ、韓国、中国、タイ、マレーシア、フィリピン
など6カ国の食卓が登録されています。
例えば、「和尚が作る精進料理を、みんなに食べてもらいたい」と
いう場合、その料理内容や値段、提供する日程などを登録し、
食べたい人は、それを検索して予約するというシステムです。
「お寺の食卓を開放するのはリスクがあるかな・・・」とも思い
ましたが、料理を提供する人は、食べたい人のプロフィールや
メッセージを基に、受け入れるかどうかを判断できるそうです。
インターネットの普及によって、下町の格安宿に外国からの旅行者が
たくさん訪れるなど、旅行のスタイルが変化しています。
「キッチハイク」は、そうした流れをさらに促進させる可能性の
あるサービスです。システムが公正に利用されれば、食を通じた
新しいお寺の広がり深まりますね。
日本語サイトは、そろそろできるみたいです。
キッチハイク https://kitchhike.com/