建築のための引っ越し作業中になつかしい
写真が出てきました。
四国の室戸岬で行われた第1回目の「空海まつり」の
時の写真です。
弘法大師は、この地で「虚空蔵求聞持法」という
法を修しました。
「虚空蔵求聞持法」とは、弘法大師の処女作である
「三教指帰」(さんごうしいき)で、ある一人の僧侶によって
虚空蔵求聞持(こくうぞうぐもんじ)の法を示された・・・。
その教えには、「この法によって虚空藏菩薩の真言を
百万回唱えれば、すべてのお経を暗記できる」という
仏の言葉を信じて、弘法大師は室戸の岬で唱え続けた
のです。
空と海にしか見えない洞窟の中で一心に唱えていると
あるとき明けの明星が口の中に飛び込んだと・・・・」と、
そう記されています。
そして、その時に、すべてのことが見え、何かを悟ったのです。
そんなお膝元で開かれる「空海まつり」のお手伝い・・・。
いまから30年以上前のこと・・・。
おっと年がばれちゃう!!(>_<)