和歌山県にある南海電鉄・高野山駅では、駅員さんが
作務衣を着用しているとか・・・。
作務衣は「さむえ」と読み、お坊さんの作業着です。
日々の雑事のことを「作務」といい、その時に着る「衣」
のことを言います。
最近では若い男性が、「甚平」を着ていますが、これとは
主旨がまったく違うものです。
甚平は、和装のホームウエアですが、作務衣は「衣」です。
本来の「衣」の主旨を引き継いで発展的に考えられた
形なのです。
昔の反物は、小幅だったので「つぎはぎ」だらけの作務衣でした。
また、それが動きやすく涼しく丈夫に作られていました。
最近は、大きい幅の反物が出ているので、洋服ぽい綺麗な
作務衣が多いです。
先日、居酒屋さんで作務衣を着た坊主頭の方がいました。
同業の方は、その雰囲気で何宗までわかるものですが、ちょっと
ちがうオーラで、やっぱり建設関係の社長さん・・。
回りの方は、お坊さんと思っていたみたいで、なんか迷惑でした~~!!