市場原理が、お寺にも普及して株式上場したとのニュースを
見ました。
もともとお寺は、宗教法人という法人格なので株式とは無縁の
ものですが、株式会社「お坊さんどっとこむ」というお寺??も
存在しています。
「坊主丸儲け」や「生臭坊主」などしばしば社会から批判を受け
ますが、多くの宗教法人の運営は大変なものがあります。
そんな中、お寺が株式上場したとうのは中国の出来事です。
経済発展が進む中国ではどんどん市場経済化が進み、
ついにはお寺までも株式上場する時代になったとか・・・。
上場したのは、中国仏教・四大名山のうち、「普賢菩薩の道場」と
して知られる四川省の峨眉山。
とはいえ、お寺自体を上場したのではなく、地域全体をエリアとして
設立した観光会社「蛾眉山旅游」の話です。
寺院も、この観光資源として含まれており、お寺自体が資産となって
いる模様。またその他の寺院でも同様の株式会社化が進んでいるそうです。
寺院が投資の対象となり、市場の原理で浮沈する世の中が来るのかもしれません。
そのうちお寺の売買やM&Aを盛んに行われる時代が来るかもしれません。