6月17日にミャンマーのアウンサンスーチーさんの
ノーベル平和賞受賞のニュースを見ました。
ご存じの通り、スーチーさんはミャンマーの民主活動をして
長年軟禁状態にありましたが、今年になりミャンマー政府が
軟禁を解除・・・。
選挙にも出馬し晴れて国会議員になりました。
ノーベル平和賞受賞のスピーチでは、仏教徒としての発言が
ありました。
一部引用します。
「仏教徒の私は、軟禁中に初めて、一般的に苦しみを意味する
ドゥカという言葉を調べようとした。六つのドゥカとは、生を受けること、
年を取ること、病を得ること、死ぬこと、愛する人と別離すること、
愛していない者との暮らしを強いられることだ。
私は軟禁中、これらを日常的に実感した。
苦しみが避けられないなら、可能な限り実際的な方法で和らげるべきだ。」
スーチーさんの不屈の精神は、仏教によるところも大きいようですね。