『ブッダ』の映画



映画『手塚治虫のブッダ―赤い砂漠よ!美しく~』が上演されて
いますが、なかなか見に行く時間がなく、DVDの鑑賞かなとあきらめて
いましたが、近くの映画館で大汗かいて最終へ飛び込み・・・。

手塚治虫の『ブッダ』を読んだのは、かなり昔です。
こんなストーリーだったかな・・・?

なんか、大切なことが抜かれてしまっているような感じも・・・?

というのが第一印象・・・。

もっとも今日は忙しくて朝の4時から仕事だったので、映画を見ながら
ウトウトと記憶もない状態だったようで・・・。

多分その影響かもしれません・・・。お釈迦様、失礼いたしました。

館内はほぼ満席で、かなりの人気のようです。
幼稚園くらいの小さなお子さんからお年寄りまで、お客さんの
年代も幅広いです。

どのあたりの方がターゲットになるのでしょうか?

2500年前のヒマラヤで、バラモンの高僧が遭遇した不思議な光景から
ドラマは始まります。

やがてシャカ国のスッドーダナ王とマーヤー姫の間に、お釈迦さまとなる
ジッダールタがが生まれます。ジッダールタは王位後継者として武術の稽古にも
励みますが、優しく、そして物事の真理を究めようという性格から、人を傷つける
ことに疑問を持ち、悩む日々を送ります。

一方、下町で奴隷として貧しい暮らしを送るチャプラは、主から運ぶように言いつけ
られた反物を街で盗まれて、母親が奴隷市で売られそうになってしまいます。

このことをきっかけに、貧しい暮らしから抜け出そうと、生まれを偽りながら、
したたかに生き抜くことを誓うのです。

物語は、対照的なこの2人の生きざまが複雑に絡み合って展開していきます。

仏教の言い伝えと異なる部分もかなりあるのですが、違和感は感じません。

映画を見たことをきっかけに、仏教に興味を持つ人が増えてくれればうれしいですね。

少し遅くまで上映している映画館もあるので、ぜひ足を運んでみてください。

カテゴリー: 金剛院和尚のブツブツ雑記 パーマリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください