閻魔さまの自信作?



「じごくのラーメンや」というタイトルと、閻魔大王さまが
笑顔でラーメンを持っているユニークな表紙が面白そうで、
思わず買ってしまった絵本・・・。

ストーリーも、ちょっと変わっています。

地獄で暮らす人たちに「ここには楽しいことが何もない」と
言われ、名物を作ろうと一念発起した閻魔さま。

好きなラーメンを名物にしようと、試作を始めます。

出来上がったのが、スープが真っ赤な「血の池ラーメン」。
鬼たちが唐辛子を鍋にたくさん入れている様子が絵本に描かれて
いますが、見るだけで汗が出てきそう・・・。

「全部食べられたら極楽に行ける」というのが売り物ですが、
地獄で暮らす人たちはもちろん、スープを作った鬼たちですら
完食できないほど、辛さは強烈です。

やがて、評判を聞きつけた極楽浄土の仏さまたちも、血の池ラーメンを
食べに訪れます。

閻魔さまは、仏さまに「完食できたら何でも言うことを聞きます」と
約束するのですが、あまりの辛さに仏さまたちのほとんどはラーメンを
残してしまいます。

でも、ある仏さまだけは、激辛ラーメンを見事に平らげ、
「もっと食べたい」と、おっしゃるではありませんか・・・。

この絵本、各地の学校や幼稚園・保育所などで読み聞かせに使われている
ほか、11月6日に放送されたテレビ番組「王様のブランチ」で紹介される
など、かなりの人気作になっています。

これまでの「仏教絵本」とは異なるストーリー展開ですが、内容を追って
いくと、作者の方は仏さまのことをずいぶん勉強されているような気がします。

血の池ラーメンを全部食べた仏さまが誰なのかや、ストーリーがどのような
結末を迎えるのかは、本屋さんや図書館で、実物を手に取って確かめてみて
くださいね。

「じごくのラーメンや」 絵本ナビへのリンク
http://www.ehonnavi.net/ehon00.asp?no=35863

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