夏休みの思い出づくりにいかが?



東京・日本橋の三井記念美術館で、平城遷都1300年を
記念した特別展「奈良の古寺と仏像」が始まりました。

展示されているのは、長谷寺に祀られている金銅仏の重文
十一面観世音菩薩立像(13世紀作)や如意輪観世音菩薩が
展示されています。

いすに座った珍しいお姿をしている正暦寺の重文・薬師如来
倚像(いぞう)、法隆寺の国宝・観音菩薩立像(夢違観音)など
仏像46点と、長谷寺の塔頭(たっちゅう)である能満院に
伝わる厨子入舎利塔ほか仏教工芸品19点・・・。

首都圏ではなかなか拝むことができない仏像ばかりです。

仏像や工芸品が納められたガラスケースには、奈良を愛した
歌人・會津八一さん(1881~1956)が残した、そのお寺ゆかりの
短歌も掲げられています。

仏像と短歌を一緒に鑑賞すると、まぶたの裏にそのお寺の情景が
目に浮かんできます。

会期中は夏休みなので、親子で参加できるイベントも用意されて
いて、内容も興味深いです。

8月8日の午後には仏像鑑賞入門の教室が開かれるほか、
8月1日と29日は天然石から絵の具を作り、それを使って
蓮の花びらを描く(散華のことでしょうか)体験・・・。

8月22日には、仏さまのアクセサリーである「瓔珞(ようらく)」
作りに挑戦するワークショップが計画されています(いずれも有料です)。
大人だけでも十分楽しめそうですね・・・。

夏休みの一日、仏像の世界に触れながら夏休みの思い出作りを
されてはいかがでしょうか?

定員が少ないようなので、早めに申し込んでくださいね!

三井記念美術館のホームページ
http://www.mitsui-museum.jp/
「奈良の古寺と仏像」特設ページ
http://butsuzo.exhn.jp/

すべて予約制なので、電子メールに
(1)参加したいワークショップの名前と日にち
(2)保護者と子どもの名前
(3)それぞれの年齢・学年
(4)住所
(5)連絡先の電話番号とFAX番号か
メールアドレスを書いて、education@mitsui-museum.jpに送ってください。
問い合わせは03-5777-8600(ハローダイヤル)へ。

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