未知の大地・エジプトその3



午前3時のモーニングコール・・・。
エジプトのメイン観光をしようと思えば、この時間の起床は
避けられません。なにせ飛行機も予定通りには飛ばない
アバウトの国なので早めに対応しないと・・・。

カイロ空港からアスワン→アブシンベルと2本乗り継ぎます。

エジプトのファラオ代表といえばラムセス2世です。自己顕示欲の
固まりみたいだったみたいで、国内各地に自らの彫像や神殿を残した
建築王でもあります。

そのラムセス2世の4体の巨大像があるのがアブシンベルという町です。
何もない町ですが、手前のアスワンという町には、アスワンハイダムという
巨大ダムがあります。

このダムが決壊するとカイロの町は17時間で水没するという重要な
ダムでもあります。このアスワンハイダムに沈むところを引き上げて
もらって新たに作られたのが、アブシンベルの神殿です。

良かったねラムセス2世さま・・・。

観光用に演出もされていて入場口は、小高い山のような裏側です。

しばらく歩いて行くと、ドドーンとラムセス像が4体・・・。

スケールの大きさに感動します。

それにカッコイイ・・・。

さすがにエジプトの光源氏と言われたくらいですから、何か色気のような
ものが漂っていて、ずっと見ていても飽きません。

エジプトの国土を守り、権力を誇示する巨大神殿で、聖所という神殿の
一番奥には、太陽神ラー神、神格化されたラムセス2世、王の守護神
アメンラー、造物神のブタハ4体の神さまが祀られています。

年に2回、ラムセス2世が生まれた日と即位した日に正面から朝日が
差し込んでくるようになっています。

次の日、朝日のご来光をこの神殿の中で受けました・・・。

朝6時40分ころ太陽が昇ると、まぶしい非常に強い光線が当たります。
朝日なのに日本では経験できないくらい、痛くて強いパワーがあります。

暗闇の死の世界から、再生復活を望み太陽神と合体しパワーモリモリ!!

このアブシンベルの太陽の「力」「光」を体に受けると、悩んでいた気持ちも
小さな悩みでしかありません。

真っ直ぐに進もう・・・。勇気をもらえる一瞬でもありました

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