いにしえの人たちは、さまざまな道具を用いて
香を楽しみました。
「袖香炉」とか「鞠香炉」とも呼ばれて、衣服に
香りを移す道具です。
この香炉のスゴイところは、ふたを開けるとご覧の通り
どんなに転がっても、火種がいつも上にきて、水平を保つような
構造になっているところです。
袖の中に入れても、輪が巧みに動いて、激しく転がっても
火が傾いたり下になったりしません。
光源氏のころ、殿方に自分の存在を示すには「香」のかほりは
最大の方法でした。
月明かりの中で、色事やリラックスのために使われ、さらに
その香炉が、どんなに動いても火の心配がないので、自分の
かほりを調合して、なかには「寝乱れ香」などという色っぽい
焚き物の調合法も伝わっているとか・・・。
香りを纏う・・・なんか素敵ですね!!
はじめまして!
ブログ村の新着記事で「面白そう♪」と思うタイトルをクリックすると、いつもこちらのページに来てしまっています(^^)
話題のセレクトが毎回本当に楽しく興味深く
また写真やイラストがとてもわかりやすくて素敵です!!
これからも記事を楽しみにさせていただきますv
どうぞ宜しくお願い申し上げます
それにしても鞠香炉、転がっても絶対火種が上にきて
水平に保たれるってすごすぎです
細工も美しくて、ステキな道具だなぁと感じ入りました
実用品でありながら、格調高い芸術品!
香炉を開いてるとこは、こちらのお写真のおかげではじめて見ることが出来、勉強になりました
ありがとうございました
みことさま
初めまして!!
コメントありがとうございます。
仏教自由帳も凄いですね
集中してしまいました・・・。
昔のものてシンプルなんですが、素敵なものが
多いですね。念がこもっていたからでしょうか?