東京修行



お寺や神社にお参りして、御朱印を集める人が増えてきています。
御朱印集めの入門書が出たり、展示会が開かれたりしたのも、
その表れかもしれません。

御朱印はもともと、お寺にお参りして写経を納めた証として、
帳面に御本尊の捺印を頂いたのが始まりとされています。
御朱印のことを「納経」とも呼ぶのは、このためなんですね。

現在では、お参りした証としての御朱印になっています。
でも、写経を納めないと御朱印が頂けない寺院や、写経を納めたか
どうかで書き方を変えるお寺もあるんですよ。

御府内八十八カ所や豊島八十八カ所の札所になっている和尚の寺にも、
御朱印を受けにやってきます。少し前までは、定年を過ぎた人たちの
〝渋い趣味〟といった感じだったのですが、最近は若い人の姿が
目立ちます。外国からも来られるのですよ~~オォ!!ワンダフル~~

ただ、ちょっと気になるのが御朱印を受ける時のマナー。
金剛院のように複数の霊場の札所を兼ねているお寺では、
「どこの霊場の御朱印を受けたい」のか、ひとこと声を掛けて
もらえると助かります。ただもらえば良いというものではありません。

また、御朱印を受けるには、数百円程度の志納金が必要になります。
出来ればお釣りがないように、小銭を準備していただけると嬉しいです。

慣れた人だと、専用の小銭入れに百円玉をいっぱい詰めて持ち歩いています。

お寺によっては御朱印に時間がかかることもありますが、焦らないで待って
いてくださいね。

その起源からも分かるように、御朱印は記念スタンプとは異なるものです。

写経を納めたり、本堂の前でお経を唱えたりすることで、お寺巡りの
ご利益が増します。

金剛院のホームページからは、写経のお手本もダウンロードできます。
お寺で御朱印を受ける時など、活用してくださいね!
https://www.kongohin.or.jp/sutra.html#b

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