先祖供養もIT化?



都内で、ふと目に留まったキャッチコピー・・・。

「墓地墓地(ぼちぼち)考えてみませんか」という広告です。

「お墓の宣伝なのに、寒いギャグだな~~」と思って改めて眺めると、
インターネットでお参りができる、永代供養を中心とした墓地の広告でした。

いつの間にか、「お墓参りもインターネットで」の時代なんですね~~。

各地のお寺や霊園で取り組みが進んでいて、多くは永代供養墓と組み合わせる
形で、インターネットを利用したお墓参りができるようになっています。

いくつかの電脳寺にアクセスしてみると、ライブカメラでお墓を映し出す
だけの単純なものもあれば、故人の動画やメッセージを表示して思い出に
浸りながらお参りできるものもあり、仕組みはさまざまです。

墓石にQRコードを張り付け、お参りのときに携帯電話で読み取ることで、
ご先祖さまの声を聞いたり、プロフィールを画面に表示したりできる
システムも登場しています。

インターネットを使ったお墓参りが広まっている背景には、永代供養墓の
普及と同じように核家族化や少子化が進んでいることがあります。

また、親とは離れた場所に住むことが増え、お墓参りをしたくても、
遠すぎてなかなか行くことができないのも現実です。

でも、「ご先祖さまの供養はきちんとしたい」という気持ちを抱く人は
少なくありません。

インターネットを利用したお墓参りは、そういった思いを実現する一つの
答えなのかもしれませんね。

「祈る心」を支えるインターネット・・・?
ネットで宗教はあり得ないと言いつつも、これからも、いろいろな場面で
活用が進んでいくのでしょうね。

墓石のQRコード→http://ishinokoe.co.jp/

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