冬至カボチャを食べながら



今日は二十四節気の一つ、冬至。一年中で最も昼が
短くなる日です。

お日さまが出てくるのが遅いのに加えて、このところの
寒さ・・・。和尚も煩悩に誘われて布団から、なかなか
出られません~~。

仏教はもちろん、さまざまな宗教で冬至は、特別な日とされて
いて、世界各地で祈りの行事が行われています。

太陽の光の復活や無病息災を願い、一年の実りに感謝する・・・。
洋の東西を問わず、祈りに込められた人々の思いは共通です。

逆境や不運が続いた後に幸運が巡ってくることを指す
「一陽来復」という言葉も、冬至を過ぎると日脚がだんだん
延びてくることに由来しています。

日本では、カボチャを食べたり柚子(ゆず)湯に入ったりして、
無病息災を祈る習慣がありますね~~。

冬場に野菜があまり出回らなかった昔は、カボチャは貴重な
栄養源となっていましたから、体力をつけて冬を乗り切ろうと
願ったのでしょう。

また、柚子は「融通」に通じるところから、金運の向上を祈る
意味もあるのだとか・・・。

御本尊にもお供えして、今宵はカボチャと柚子湯にゆっくり
浸かって、今年一年を振り返り、無病息災を祈ってみましょうかね・・・。

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冬至カボチャを食べながら への2件のフィードバック

  1. フードアナリスト食人 のコメント:

    和尚さま
    と同じです。夕食にかぼちゃを頂き、柚子湯に浸かります。合掌。

  2. 和尚 のコメント:

    フードアナリスト食人さま
    お寺ごはんのカボチャは、とても美味しかったです。
    ときどき、これから「お寺ごはん」アップしようと
    思っています。

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