ホー、ホケキョ!!



動物のものまねで知られる「江戸家猫八」の屋号・・・。
その名跡を小猫さんが、四代目を襲名されたので、ご挨拶に
伺いました。

伝統芸のウグイスの鳴き声は、9歳で小猫を名乗り50年間、
還暦にあたっての襲名で、さらなる羽ばたきとなるに違いありません。

代々の至芸として親子で培ってきた動物ものまね・・・。
「伝統を受け継ぐ」ということが、どれほど大変なことか和尚には、
よくわかります。お寺も同じような世界ですからね~~。

先代の猫八と比べられ、伝統を守るだけではなく、それ以上の
表現をしないと現代では受け入れてくれないでしょう。

「守る」べきもの、「変化」していかなければいけないこと、
その狭間のなかで悩みもありますね・・・!

世の中は、世襲批判がありますが、親が子に伝え、子が親のことを
学んでいくことは、むしろあたりまえのことだと思います。

先の早い話ですが、猫八さんの息子さんは、和尚の寺の近くの
大学に通われているとか・・・。

もうすでに、伝統の「ホー、ホケキョ」も完璧だとか・・・。

お寺で親猫&子猫の絆をご披露できたらと考えています。


「されど、鶯は鳴きやまず」刊行記念四代目
江戸家猫八さん サイン会のお知らせ

【日時】12月20日(日) 12:30~
【会場】丸善・日本橋店 3F特設会場
http://www.maruzen.co.jp/corp/shop/nihombashi.html
【お問い合わせ】丸善・日本橋店 03-6214-2001

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ホー、ホケキョ!! への2件のフィードバック

  1. グレムリン のコメント:

    努力の賜
    以前、演芸場で小猫さんの時に聞いたことが
    あります。同じ鳥でも使い分けや世界の鳥?
    ちょっとオーバーだけど、いろいろな鳴き声を
    使い分けるのはビックリでした。

    口を開けていたのか、そんな口を開けながら見るようなものではないと、大笑いをとられてしまいました。

    テレビのいい加減な芸人さんと比べれば、本当に
    研究と努力と練習の上で出来上がったものだと
    素直に感動してしまいました。

  2. 和尚 のコメント:

    グレムリンさま
    動物園や山々に何回も通い、動物たちの観察から
    始まります。
    一瞬芸に近いものがあり、笑っておしまいですが
    そのバックグラウンドは、想像しがたいものが
    あるんでしょうね

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