ちょっと足を止めて



外を歩いていて、何気に道ばたの桜の木に目をやると・・・。
もう小さなつぼみをつけているではありませんか。

この前、ようやく色づいた葉っぱを全部落としたばかりと
思っていたのに、春に向けた〝準備〟をもう始めているんですね~~。

春になると、桜の花は私たちの目を楽しませてくれたり、心を
癒やしたりしてくれます。

しかし、もともとは自分の生命(いのち)をつないでいくため、
生物の本能として種を残すために花を咲かせるのですよね。

そして、その時に備えて今のうちから、つぼみに養分を蓄えていく・・・。

「すべての生命はつながっている」という仏教の最も基本的な教えや、
小さなことをコツコツと積み重ねていくことの大切さを、葉っぱを
落とした桜の木が、私たちへ静かに語りかけているようですね

世の中が殺伐としてきて、まして何かと気ぜわしくなる年の瀬を
迎えていますが、流れ流されそうな時間を自分で止めてみる・・・。

わずな時間でいいので、自分の身の回りを見つめて・・・。

自分は、何をしようとしているのか?
自分は、どこへ行きたいのか?

そんな選択をしてみてはいかがでしょう。
思わぬ発見があるかもしれませんよ~~

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ちょっと足を止めて への4件のフィードバック

  1. フードアナリスト食人 のコメント:

    自然は正直です。
    人間も自然を見習って正直になりたいものです。

  2. ゆあん のコメント:

    こちらも
    コチラも、桜の堅いつぼみを発見。
    寒くなりつつありますが、その先の春への準備。
    でも、霜が降りても花が咲いていたり。

    元気だな~

    でも、まだ雪が降らないので今年は暖冬なんでしょうね

  3. 和尚 のコメント:

    フードアナリスト食人さま
    本当ですね~~。
    なかなか、それができないのも人間ですね!

  4. 和尚 のコメント:

    ゆあんさま
    霜ですか・・・。それだけでも寒そうです。
    東京はコートがなくても過ごせます。
    昔は、本当に寒かったんですけどねぇ~~。

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