新蕎麦も間近



秋蕎麦の白い花が畑一面に広がり、秋風にそよいでいます。

 蕎麦の喉ごし、香り、味わい・・・。

和尚も蕎麦好きです。風味と健康にも良いということで、
ますます人気のお蕎麦ですね。

お蕎麦屋さんに、○○庵という屋号が多いのは、或るお寺の名前に
由来しています。

江戸時代、浅草の極楽寺称住院というお寺に道光庵という道場が
ありました。庵主さんは、蕎麦の本場・信州の生まれで、蕎麦には
目がなく、みずから蕎麦打ちまでやって檀家さんに振る舞っていました。

お寺ということで、ダシに魚肉物を使わないものの、味のほうは
いたって美味...。

ほんものの蕎麦屋さんを凌駕して、多くの人たちが押し寄せたそうです。

この道光庵の大繁盛にあやかって、多くのお蕎麦屋さんが、○○庵の
庵号を付けようになったのだとか。

まもなく新蕎麦の季節・・・。
そして、気は早いですが、年越し蕎麦もやってきます。

お寺の門前にひっかけて、「○○寺そば」というのも各地にありますね。

お寺にお参りしたあと、蕎麦屋さんで新蕎麦に舌鼓...というのも、
なんとも幸せな気分です。
 日本人の粋と、こころと、味覚。そして季節の流れや風土に、見事にマッチした蕎麦であります。

This entry was posted in 金剛院和尚のブツブツ雑記. Bookmark the permalink.

4 Responses to 新蕎麦も間近

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください