お里帰り



国宝の阿修羅像が、東京国立博物館と九州国立博物館での
展覧会を終えて、やっと我が家の奈良・興福寺に帰って着ました。

「興福寺展」ではなくて「阿修羅展」とネーミングしたことが
連日大勢の方が詰めかけ、これまでの入場者数の記録を塗り
替えた要因だったのかもしれません。

阿修羅さまも、長旅で少々お疲れになったのではないでしょうか?

10月17日からは興福寺では、「お堂でみる阿修羅」と題した
特別公開が行われるようです。
(11月23日まで開催予定)

さすがに仏像界の大スターは忙しいですね。ホームでは、
博物館で拝観するのとは違って、心から手を合わせることが
できて、違った異なる阿修羅さまに出会えるのでしょうね。

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お里帰り への4件のフィードバック

  1. yammy のコメント:

    行きたい!
    はじめまして。以前より金剛院のHPを拝見させていただいております。小坊主さんが可愛くて、いつもなごんでいます。

    実は11/20に京都・青蓮院門跡の青不動御開帳を見に行く計画を立てているのですが、今日たまたまこちらを拝見したら、ちょうど阿修羅が……ということで行きたくなりました。
    何といっても上野での阿修羅展は、行きたいと思いながら行かずじまいでしたので…

    ぜひ足をのばして奈良に行こうと思います。
    良いインフォメーションをありがとうございました。

  2. kan のコメント:

    ほんもの?
    この阿修羅様のデッサンは平山先生ですか?
    お顔が厳しい感じがしますね。
    あの少年のようなお顔は難しいのかも・・・。

    和尚さまのところでも写仏をされているみたい
    ですが、難しんでしょうね?

  3. 和尚 のコメント:

    yammyさま
    ありがとうございます。

    和尚も今月くらいに「青不動御開帳」にお参り
    しようと思っています。平安時代のお不動さま
    ですから、強い祈りが込められているのでしょうね。
    相阿弥の庭もこの機会に拝観できるみたいです。

  4. 和尚 のコメント:

    kanさま
    ほんものかどうかはわかりませんが「郁夫」の
    サインがあります。
    同じ仏様を写していても、毎回お顔が違うんですよ。
    不思議ですね。
    「我が心」を写しているからなのでしょうね!

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