配偶者の死は辛い・・・。
切手の貼れない手紙を書き続けて7年目・・・。
おかしいでしょ!!いつまでも・・・と奥様は笑います。
奥様は、生きている時は、あたりまえのように過ごしていた
けれど、亡くなってから、いろいろなことを「感じ」、「想い」、
「気づいた」と言います。
境内のお休み処で、そんなことを書かれたお手紙を見せて
頂きました。
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「いのちかえす日」及川恒平さんの歌です。
いのちかえす日 雪ひとひら
世界中は すきとおりゆく
いのちかえす日 歌ひとふし
胸の奥に こだま してゆく
いのちかえす日 水ひとくち
生れいづる せつなのように
いのちかえす日 風ひとふき
楽しかったと その手につげる
いのちかえす日 雪ひとひら
世界中は すきと おりゆく
私たちは自分の命を自分のものだと思っていますが、
それは、間違いだと思います。
私たちの「いのち」は、仏さまから貸して頂いているもの・・・。
借り物の命ですから、お返しするまで大切にしなければいけません。
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夫の後から自殺まで考えましたが、いまではそんな自分自身の
身勝手さをあらためて反省するとか・・・。
4 Responses to また会えるよね