今日と明日はお祭り中です。
ところ狭し並ぶ屋台ですが、寅さんのように口上で売る
屋台が少なくなりました。今年はついに1件だけ・・・。
ワタアメ屋さんやタコ焼き屋さんは、黙ってお客さんが来るのを
待つだけですが、それに比べて、あまり必要のないもの、欲しくも
ないものを、いかに口上の巧さで買わせちゃうかという・・・。
バイトの金髪ヤンキー兄ちゃんの店番とは違って、口ひとつの
スゴワザ商売のプロ世界です。
まず最初に入れるのは、川越の名産・胡麻が入ります。
胡麻と言えばセサミン、セサミンといえば胡麻、若さの秘訣・・・。
続いて入れますのは、紀州は有田のミカンの皮、これを一名、
陳皮(ちんぴ)と申しまして、江戸時代は風邪薬・・・。
そして海の幸、山の幸・・・。
海の幸なら、松葉院の青海苔、山の幸から、山椒は小粒で
ピリリと辛い粉山椒・・・。
今日の焼き唐辛子は、長野善光寺、味よし香りよし・・・。
最後に野州日光、麻の実が入りまして七色唐辛子。
大辛に中辛、家伝の手法。お好みに応じて調合いたします。
ボールをスプーンで叩き一味をバンバン入れていきます。
最後にお父さんの気持ち・・・とか、言って、適当にお客さんを
いじりながら、胡麻や青のりを入れて1000円・・・。
セサミンなんて言う言葉が入るくらいだから、今様に工夫をして
いるのでしょう。最後まで聞いていると買わなければいけないような
雰囲気になってしまいますね。
口上は「見世物」に…
背骨でございます。
地域のお祭りの主体が変わり行政の関与が大きくなって露店の出店も「地元優先」になってきたのも、口上が廃れた一因なのでしょうね…。映画の寅さんのように、全国を回って商売するケースも少なくなっていると聞きます。
坂野比呂志さんの流れを汲む方が浅草などで活動されていますが、今では口上はそれ自体を見て、聞いて楽しむ存在になってしまってますね。
寅さんが威勢良く啖呵を切る口上も、意味が分からない若い人が多いような気がします。
Unknown
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坂野比呂志さんのCDもっています。
この方のCDを聞いていると、デーモン小暮閣下さんも
同じようなDNAをもっているような気がします。
背骨さま![]()
あっ!!和尚でした