よく「たぬき顔」とか「きつね顔」とか言いますよね。
人の顔を二種類に分けるのもちょっと乱暴な話だけど、
そうやって何かと分類したがるのは人間の性かも?
たぬき顔は、どちらかというと童顔とか可愛い系で、
どこか憎めなくて暖かいイメージもあるかも・・・。
きつね顔は、逆に大人っぽい感じで、クールで切れ者な
感じもします。
たぬきときつねの分類は、「お稲荷さん」と「しょじょ寺」の
イメージなのか、きつねが「神社」でたぬきは「お寺」。
井上ひさしの小説「腹鼓記」でもその辺のことが出て来ますね。
ご近所さんのお寺には、商売繁盛のシンボルである信楽焼きの
タヌキが置いてあったり、都会なのに本物のタヌキが出没する
お寺があって、法事の時の人気者だとか・・・。
井上ひさしの小説では、徳島県を舞台にした、タヌキ一家の恩返しが
意外や意外、エスカレートしてキツネ族まで巻き込む、化かし合いが勃発・・・。
人とタヌキの恋、タヌキとキツネ戦い、タヌキ大学の化け学講義と
奇想天外に展開していきます。
8月だと言うのに寒い朝から、各党のマニフェスト論議がテレビで行われて
いました。
こちらも一番怖い、人間の化かし合いに注意していきましょうね!!
わかば祭り
昨日一昨日と高円寺の天台宗真盛寺で知人の通夜告別式がありました。住職は82才お元気です。本年6月15日のあおば祭りに和尚さまのご尊父の知人半田孝順座主が室町以来初めて南無大師遍照金剛さまをお参りに行かれたお話を和尚さまのブログで拝見していましたので、真盛寺ご住職に半田孝順座主も高齢でお元気で何よりです。ご住職もお体ご自愛下さいとご挨拶致しましたところ大変喜んで頂けました。金剛院和尚さまありがとうございます。合掌。
本当です
なんとかしなければ、いけないし、かといって、化かし合いにだまされてもいけませんよね!
フードアナリスト食人さま
ご立派ですね。
お葬式て回りの方々は、楽そうにで簡単そうに
見えますが、集中しているのか、心身のパワーを
使うのです。
サチさま
「腹鼓記」の中で、タヌキ大学の優秀な学生さんがこんなことをいっています・・・。
「人間は、子宮を二つ必要とする生きものなのだね。
前期の子宮は胎内にあり、後期の子宮は過程にある。
教育問題というと人間たちは、どうも学校や教師の
ことばかり議論したがるようだが、それは大きな
あやまりだねぇ。
子どもにとっては、家庭が第二の子宮なのだから、
人間たちは、もっともと家庭というものを意識し、
それをよりよくつくらねばならんのさ」
と講義されていましたが・・・。