畳替えをしました



新しい畳の藺草は、いい匂いがしますね~~。

と・・・思っていたら、最近の若い人たちは、畳の経験が
ない人も多く、初めて畳の臭いに微妙なリアクション?

「畳の縁を踏んではいけない」という厳しい緊張の中で育った和尚
としては、和室のない家の畳離れによって、日本の伝統はどこへいって
しまったかと、ちょっと淋しさがあります。

新調した藺草は、張りがあるので素足で歩くと痛いです。
「畳てイタイんですね~~」と、真顔で言われると、そういう
「和」の経験も必要なのかな?と、つくづく思います。

梅雨から夏にかけての高温多湿な時、畳は部屋は湿気を吸収し、
秋から冬にかけての乾燥する時期には、畳から湿気を放散して
湿度を調節してくれるとか・・・。

和食、着物、浴衣、すだれ、風鈴、打ち水・・・そんな「和」の
ライフデザインは人の心を動かします。

自然、天然、エコや環境という「未来世代の可能性を阻害すること
なしに、現在の必要性に合わせる」そんなモノがこれから求められて
いくのでしょうね

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畳替えをしました への4件のフィードバック

  1. のコメント:

    知恵を拝借
    日本に昔からあるものって、かなり機能的に出来てますよね!

    最近は江戸時代の経済学なども見直されていたりと、環境や文化の改善には 昔ながらの方法で取り組むことも必要だと気づきました。

    というわけで 今から図書館で資料探しでもしてみたりして

  2. kan のコメント:

    懐かしいです
    子供のころ、畳替えは楽しい家族の行事でした。
    畳がなくなったあとは、床板が壊れていて床下で
    隠れたり・・・。
    新しい畳の香りで妹と遊んでいると父に怒られたり。
    懐かしい思い出です。
    座布団はパナマですか?おしゃれですね!

  3. 和尚 のコメント:

    ☆さま
    江戸時代てリサイクルとか徹底していた
    みたいですね。
    職人さんの「念」をこめる力も半端じゃなかった
    ように思います。
    それに「目」が、とても良く見えたので、いろいろな
    細かい作業が可能だったんでしょうね!

  4. 和尚 のコメント:

    kanさま
    和尚は畳拭きをさせられて、畳替えというと
    イヤな思い出です。夏はゴザとかパナマに
    変えています~~

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