昨年秋に公開された映画「シャカリキ!」は、高校生の
自転車ロードレースをテーマとした青春映画です。
自転車ロードレースは、まさに「しゃかりき」になって
ペダルをこぎ、順位を競うスポーツなので、内容にピッタリの
タイトルですね。
この「しゃかりき」という言葉は、一心不乱に物事を行うこと。
夢中になって取り組むことで、国語辞典には「俗語」と表記されて
いたりします。
では、語源は何かというと、仏教語で漢字で書けば「釈迦力」です。
つまり、仏教の開祖であるお釈迦さまの絶大なる力のことです。
自転車ロードレース漫画や映画のタイトルになるとは、お釈迦さまも
思っていなかったでしょうね。
そういえば、熱心な自転車アマチュアライダーでもあったロック歌手の
忌野清志郎さんが亡くなってから、ちょうど1ヶ月ですね。
その昔、雨の中を車でドライブしていたら急にエンジンが止まって
しまい、レッカーが来るまで車の中に・・・するとラジオから流れて
きた忌野清志郎さんの「雨上がりの夜空に」・・・。
今でも「忌野清志郎」と聞くと、ポンコツ車の思い出が蘇ってきます。
180万もするロードバイク「オレンジ号」が、盗まれたり、
「ロックと自転車」、「不健康と健康」・・・葬儀の遺影写真もネクタイを
している普通のおじさんの写真でした。
なんかアンバランスが同居しているところに魅了感じるカワイイ方
でしたね。
「しゃかりき」になって歌い続けてきた忌野清志郎さん・・・。
いまごろ、どこで、何をしているんでしょうか??