KAWAII



「かわいい」という言葉が、海外で「KAWAII」と日本語で
そのままに使われているみたいです。

「かわいい」を表現する英語には「cute(キュート)」があるのに
なぜなんでしょうか・・・?
日本語の「KAWAII」には、「幼さ」が底辺にあるのかもしれませんね。

咋年のWBCで日本が優勝したとき、ニューヨーク・タイムズには
「For the Love of Yakyu」という社説が掲載されたとか・・・。

本家の辛口タイムズで「Baseball」が「Yakyu」とは驚きです。

あるいは「manga」と「Japanese comic」も同じで、日本の感覚を
示す言葉が英語圏にはないのでしょう・・・。

たとえ同じ言葉があったとしても、野球とおなじように、その切り口や
底辺にある哲学が違ったりして別な世界観があってニュアンスが異るもの
として、日本的な変化をしてきているのでしょう。

私たちが普通に行っていることの裏側には、実は特有な文化が存在して
いて、皮肉なことに逆に海外から教えてもらっているのかもしれません。

それは、日本人が気づかない日本を知ることなのかもしれません。

真言宗のお坊さんが唱えるお経は「聲明」といって、独自の節がついて
いるのが特徴です。それはまた、日本音楽の原点でもあるのです。

西洋の絶対音に限界を感じてしまって音楽家が、こんな「聲明」の
すばらしさに感動して、海外では「shomyo」で通用します。

そんな本格的な「shomyo」が無料で見て、聞いて、感じることが出来ます。
先日ご紹介した、この方の講演もありますから、お時間ある方はぜひとも
お出かけください。

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平成21年度 東洋大学文学部伝統文化講座
(公開講演・聲明公演)

日時:2009年05月30日(土) 14:45(開場は14:15から)
場所:東洋大学白山キャンパス 井上円了ホール

主催:文学部インド哲学科/協力:東洋大学仏教会・仏教青年会/
共催:中世文学会

平成21年度の東洋大学文学部伝統文化講座は、インド哲学科主催に
よる公開講演・聲明公演「語りの源流 涅槃会 釈尊への追慕」です。

第1部では俳優の滝田 栄 氏が講演を、第2部では「真言宗豊山派
迦陵頻迦 聲明研究会」の協力により、毎年総本山長谷寺で行われて
いる涅槃会に則り、語りの源流ともいわれる明恵上人高弁作
『四座講式』を再現していただきます。

プログラム
●開 場 14:15

●第1部 14:45
 講演「私と仏教」 滝田 栄(たきた・さかえ)氏[俳優]

●第2部 16:00
 1)解説 遺教経と涅槃講式
 2)次第 常楽会法則
     演唱 真言宗豊山派 迦陵頻伽(かりょうびんが)聲明研究会

お問い合わせ先:
文学部インド哲学科 電話03-3945-7357
http://www.toyo.ac.jp/event/detail_j/id/1282/

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2 Responses to KAWAII

  1. kan のコメント:

    神秘的でした
    国立劇場で聲明の公演を見たことがあります。
    衣の色がとても奇麗だったことと、どんな譜面?を
    使い、どうやって声をそろえているのか不思議でした。和尚様も出られたのですか?

  2. 和尚 のコメント:

    kanさま
    相手を想う「和」の気持ちでしょうか。
    その昔は古典芸能のジャンルとして毎年、
    国立劇場にでていました。

    お寺以外の場所で「けしからん!!」と批判を
    浴びながらの出演でしたが、海外の公演も
    含めて、そんな努力があったから「shomyo」に
    なったのかもしれません。

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