和尚は季節の変わり目が好きです。
過ぎた出来事の余韻を残しながら、これからの夢を
感じられる時間だからです。
特に新緑の季節が大好きです。
私たちは、華やかだった桜の木も、いまは、その木が桜だった
ことを忘れてしまうほど日常の生活に忙殺されています
でも葉桜となった木は、自分が生きるために必要な力を養う
ことを淡々と行っている大切な時間・・・。
お花見の時だけで大騒ぎされますが、桜の木を見ていると、
この時期には人が「感じない」「気づかない」ことが、あたりまえの
ようにおこなわれているのですね。
ちょっと顔をあげて見方を変えれば、きっと自分の身の回りには
ステキな空間がたくさんあるのだろうし、それは新しいことを
考えられる「力」になるのではないかと思います。
あなたの深い悩み聴いて、ふと、こんなことを思ってます。
境内の「しだれ梅」も小さな実をたくさんつけ始めていますよ
確かに
日々の忙しさの中で、とかく人々は季節の変化を感じ、楽しむ余裕が無くなっています。
せめて連休くらいは、ゆっくりと葉桜や新緑の香りを楽しみたいものですネ。(*^_^*)
そうですね。
標高わずかに286メートルの山の登山口近くに住んでいます。
ここは自然が一杯なので毎朝沢山の鳥の声を聴くことができます。いま木々の緑がホントに美しいです。犬の散歩をしながら見とれていますよ。
都会であればあるほど、自然から遠くなって自分もその一部であることを忘れてしまいそうになります。時々ハッとすることもあります。