老桜に見守られて



今年の関東地方は、入学式や入社式に桜が満開というところも
多かったのではないでしょうか。

小学校の校庭の真ん中に、堂々と立つ、樹齢100年を超える
数本の桜の古樹・・・。

幹の太さや、枝の張りっぷりには、さすがに風格がありますが、
いつに変わることなく、今年も、あでやかな花を精いっぱいに咲かせています。

子どもたちの曾々おじいちゃんや、曾々おばあちゃんたちが、同じ小学生の
時に植えたものかもしれません。

ご先祖さんが、将来の日本を背負って立つ、わが子孫たちを微笑みながら、
温かく見守っているような感じです。

ご先祖さまの残してくれたもの、そして、その積み重ねられてきたものを
土台にして、子どもたちが、新しい世界を確実に、切り拓いていってくれると、
そう思います。

そんな未来永劫のつながりがあることを、ふと桜をみて感じた、春爛漫の
光景でした。

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