だいぶ気候が良くなり、四国八十八ヶ所の霊場を巡拝する「遍路」の
季節がやって来ましたね。
もちろん、遍路にはいつ出かけてもよいのですが、冬や夏は気候条件が
厳しいことから、やはり春と秋に巡拝する人が多くなります。
俳句の世界では、遍路は春の季語となっています。
道のべに阿波の遍路の墓あはれ 高浜虚子
虚子が詠んだように、かつては病気や生活苦から遍路になった人もおり、
行き倒れになったケースも少なくなかったようです。
現代では、若者から高齢者まで幅広い人気があり、巡拝して功徳を
積むだけでなく、ハイキングやウオーキング、リハビリ、自分探し、
癒やしなど・・・いろいろな目的で出かけているようです。
そういえば、某政治家も自分を見つめ直すためにとかで、頭を丸めて
遍路に出たことがありましたけ・・・・?
その後、少しは「悟り」の心に近づいたでしょうか?
巡拝方法も、昔ながらの歩き遍路のほか、バスツアーやクルマ、
バイク、自転車、ヘリコプターなどさまざまです。
さすがに歩き遍路は、一ヶ月はかかります。
自分が何のために生きているのか・・・?
接待のありがたさ・・・。
達成感の心地よさ・・・。
いろいろな非日常の体験や感じ方ができる所が魅力で、それが自分を
見つめる良い機会になるのでしょう。
さすがに弘法大師さまですね。
でも、こんなに幅広い需要に応えるようになるとは、思ってもみなかった
かもしれませんね。
私もそのうち・・・
私も気候のせいか、環境のせいか、四国88箇所巡礼の旅を真剣に考え始めています。
実家近くの金剛福寺まで歩くことを考えると気が遠くなりますが、なんとか近い将来始めたいと
その前に!是非、身近なお大師様の教えについて少しでも勉強しておきたいと思っています。
お勧め本があればとてもありがたいです!
よろしくお願いします。
おはようございます
和尚さまおはようございます。
お遍路・・・いっぺん自分を厳しく律したい?ので
いずれやりたいことの一つであります。
れみなさま
金剛福寺さんとか金剛頂寺さんは、かなり
長い距離を歩きますから、たしかに・・・。
何度も足を止めよう方思ったり、なぜこんなことを
しなければいけないのか・・・?自然との闘い・・・。そんな小さな自分がバカみたいに思えてくるあたりが、遍路の原点なのかもしれません。
身近な本は、和尚がお世話になった先生の著作です。
密教入門 (単行本) 勝又 俊教 (著)
ぽむさま
ぽむさま、こんにちは
やっと温かくなってきたので、本当に遍路には
チャンスです。
「いづれ」は、こないかもしれませんよ~~なんて
いつも和尚は思うので、なるべくしたいことは
行動に移そうと思っています
ありがとうございます
本探してみます!ありがとうございました。
「還源思」ですか・・・
どの源に還るのか・・・難しいです
でも、同時に・・・初めて出会った素敵な言葉に感動しています。
ありがとうございました!