知り合いの方から、先日ブログに掲載した玄奘の袈裟を見て、
「西安にはこんな面白いものもありましたよ!」と
教えてくれました。
西安の郊外にある法門寺という名刹にある大仏で、
観光名所にもなっているとか・・・。
中国語の案内文には・・・
「大仏は、4面5方で構成されていて、中央が大日如来、
東が阿弥陀仏、西も阿弥陀仏、南が宝生仏、北が釈迦牟尼仏に
なっている。高さは48メートルで、これはお釈迦様の誕生日で
ある4月8日にちなんでいる・・・」
電飾で活き神が出現したようだ・・・と、以下、ありがたい賛辞の
言葉が続くそうです。
でも、どう見ても触ってもコンクリート製にしか見えなくて
あまり、ありがたくなかったとか・・・。
阿弥陀如来が重複しているのは何故でしょう?
よくわかりませんが、大仏の内部には、いろんなものが展示されて
いたそうですが、どれもちょっとチープな感じで残念・・・。
でも、このお寺には、ずっと地下宮に埋もれていたお釈迦様の
本当の指の骨とされる仏舎利があるそうです。
「う~ん、指の骨にしては、かなり大きいかな?本物じゃない?」
という感想でした。
でも、法門寺はその由緒が唐の時代にまで遡るので、かなりの
名刹なのは確かです。
大仏とか、がっかりだったようですが、博物館はとても満足ゆく
ものだったそうです。