東京のお盆は7月です。
13日から30度を超える3日間でした。
仏さまをお迎えするために、お檀家さんが作られた
精霊棚の前でお参りする棚経も無事に終わりホッとして
います。
そんな精霊棚を家族そろって丁寧にこしらえた盆飾り・・・。
大工さんにお願いをして白木の美しい立派な精霊棚を
新調した盆飾り・・・。
初めてのお迎えで飾り方がわからず、調べて調べて
作り上げた盆飾り・・・。
体が不自由で思うようにいかず、でも質素ながらも
心のこもった盆飾り・・・。
つらい思いでと共に、その手を休めて作り上げた
涙の盆飾り・・・。
何かを伝えたい・・・
何かを感じたい・・・
何かを探したい・・・
何かを守りたい・・・
それぞれの東京のお盆が終わります。
旧暦・新暦…
お盆…七月のところと八月のところ。どんなふうに区分けしているのでしょう?同じ県内でも、違う所もありますよね。御迎えの風習も違いますね。改めて…日本人って不思議。
玉虫さま
目連尊者というお釈迦様の弟子が、夏の修行が
終った7月15日に母のために多くの供物を
ささげて供養したことが、お盆のはじまりです。
明治になって新暦が採用され、農家の方々の忙しい
時期や夏休みなど、いろいろな理由で月遅れのお盆
として、ゆっくりとご先祖様の供養ができるように
したのでしょう。
お盆は、亡くなった方への「気遣い」と
生きている方の限りない「智慧」が合わさって
いる日本人らしい文化なのかもしれませんね。