早いもので今日は夏至です。
小豆島八十八ヶ所霊場第1番札所である洞雲山では、
夏至をはさんだ30日間の間だけに現れる観音さまが
あります。
「夏至観音」と呼ばれ、晴天の日の午後3時頃に
わずか1~2分間だけ岩肌に出現する光と影の微妙な
観音さまです。
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また、夏至にはエネルギーに関するイベントも行われて
いて、エネルギーを節約するために、電気を消して
キャンドルを灯し「スローライフ」を送るイベントです。
http://www.candle-night.org/jp/
海外へ行くと、オレンジ色のライトで日本より暗い
町並みになっています。
でも日本では、昼光色のライトで限りなく日中に近づけ
ようとしているみたい。日本に帰ってくると飛行機から見る
この白いライトには、なんだかホッとしますが・・・。
飲料水の販売機が、そこら中にあるのも日本くらい?
当然、電力もかかり原発にたよっているわけですが、
再処理コスト、環境、地震、利権など前途多難です。
そんな場所に、なぜか「もんじゅ」「ふげん」という
仏さま名前がつけられているのでしょうか?
智慧をつかさどる文殊菩薩、修行をつかさどる普賢菩薩は、
お釈迦さまの脇仏として鎮座します。
弘法大師さまも、文殊菩薩が手に持っている剣は、
智慧の象徴であり、あらゆる誤りを断ちきると言います。
「原発をいかに終わらせるか」ということも専門家の方々では
周知の事実とか?
これからの夏、「三人寄れば文殊の智慧」なんて言いますが、
智慧を絞り、省エネで乗り越えたいと思います。
境内には雨に彩りをもらったアジサイが満開です。