「お母さんテストで60点とったよ!!」
「さとし君なんて80点とっているのよ・・・
もっと頑張りなさい!!」
信号待ちをしていたら聞こえてきた親子の会話だ。
60点という点数が良いか悪いかは、その人の
心のものさしによって違う。
子どもにとっては、誇らしげな点数であって、誰よりも
お母さんに褒めてもらいたかったに違いない・・・。
でも、お母さんにとってみれば、60点は悪い数字なのだ。
だから、「よく頑張ったね!」ではなくて、「もっと頑張りなさい!」
という言葉になってしまう。
お寺にも「幽霊が見える」という人がくる。ビクビクした心の
「ものさし」で見れば幽霊にも見えるし、強い心の「ものさし」
であれば枯れ尾花にも見える。
100万円が大金だという人もいれば、端金という人もいる。
仏なんていないという人もいれば、違う「ものさし」で見れば
「仏の世界」を感じることもできる。
つまり、すべては自分の心の「ものさし」で、良いとか悪いとか、
判断しているのだ。
その「ものさし」が、壊れていないかどうか、よく考えて
時々メンテナンスをしてみよう・・・。
物の考え
いるんだね。一方からしか見えない人。しかもそれに感情がプラスされたらタマラナイ!
ゴリさま
欲や怒ってしまうと余計に見えなくなって
しまいますね。気を付けよう