四半世紀に渡って反目していた親子が和解した
そうです。
人気漫画「美味しんぼ」の話で、連載当時から
対立を続けてきた主人公の山岡士郎と美食家の父
海原雄山との激しい確執・・・。
それが今週号の「ビッグコミックスピリッツ」で、
心を通わせたというのです。興味があって買いました。
山岡士郎の母の遺影を前に、父子がペトリュス・
12年物のワインでグラスを傾ける場面で終わります。
理由は何であれ親子が、当たり前のように話せる
関係ということはすばらしいことです。
そのときには、いろいろなことがあって若さもあり
感情的になり理解できないことも、シワが一つ増えれば、
心も変わっていきます。
だから「諸行無常」
底知れぬ深さを持つ父と、独り立ちにこだわる息子。
一時の感情にとらわれながらも、とらわれず・・・。
そんな時の流れのなかで「ともにある」ことに気づき
はじめたとき、大切な「なにか」が見えてくるのかも
しれませんね。