気がつけば境内の牡丹が満開です。
牡丹は、花の王者といわれるように、重々しさと
風格のある花です。
昨日からの雨で、その重い花がさらに重くなって
散っていきます。
誰が決めたのか毎年、咲く花の順番が決まっていて、
この黄色い牡丹は、最後から3番目に咲きます。
不思議な世界です。
和尚の寺の本山は、奈良県にある長谷寺(はせでら)
です。万葉集にも「こもりくの泊瀬山」と美しい名前で呼ばれ、
1300年の歴史を誇るお寺です。
西国三十三観音霊場第八番札所として、四季を通じ
「花の御寺」として多くの人々の信仰をあつめています。
特に有名なのが牡丹で、この時期には150種類7000株の
牡丹が咲き乱れます。
ただいま4分咲きで連休中は、見頃だと思います。
これは「長谷寺式」といわれる10メートル以上もある
日本で最も大きな木造の仏さま、本尊十一面観世音菩薩さまへの
献木なのです。
どうぞ観音様とご縁を結びながらお参りを!!