和尚の寺で「お坊さんのファッションショー」を
行った時に、とても感動された方が「袈裟」をご奉納
してくださいました。
もともと袈裟というのは、小さな布を何枚も剥ぎ合わせた
もので、色も汚い茶褐色のものでした。しかし歴史の流れの
中で豪華できらびやかな金襴などの布で仕立てたものが
できてきました。
大袈裟(おおげさ)という言葉は、実はこんな由来から
できたのです。
ファションショーというと軽い印象になってしまいますが、
真言宗のさまざまな衣や袈裟の説明を行いながら「見て感じる」
内容でした。
参加された檀家さんが、袈裟の奥深い意味を知り、
ぜひ自分に出来る程度の衣を奉納したいという
お話があってから、随分と時間がかかってしまい
ました。ゴメンナサイ・・・。
何回か着てみないと体になじんでこないので、今日のご葬儀
でも被着させていただきました。
すると会場で働いておられる配膳のご婦人が上から下から眺め
ながら「立派なお袈裟ですねぇ~~」と感心したようす?
お世辞なのか分かりませんが、「だっていつも、いろいろな
お坊さんがこられるから、もっと立派なお袈裟があるでしょう?」
「いや~見たことありません・・・」
お茶を出していただいてから、なぜか離れないのでお袈裟の意味や
「なぜこんな風になっているのか」ということを簡単に
説明してあげたら、「へぇ~~はぁ~~~」と、もっと感動されて!
「お仕事大丈夫ですか?」と、やんわりお断りしても、
興味津々の様子。
「坊主憎けりゃ袈裟まで憎い」なんて言いますが、この方は
両方大好きみたいです。
本年も・・・
今年も楽しみに読ませていただきますね。
袈裟のお話は、「へえー」です。
これからお坊さんの袈裟に注目しちゃいます。
見たかった。
ファッションショーに、興味津々です
近場なら、多分家族で見に行きそうです
和尚様のブログでも紹介された、昨年の「Tokyo Bouz Collection」のニュースを見て、親も
「何だ、近かったら行きたかったなぁ~」と言っておりました
蘭子さま
タイは暑いので大きなお袈裟を1枚で使って
いましたが、そのうちに下着ができて、それが
中国に伝わると「衣」となりました。
日本に入ってくると朝廷の官衣の影響もあって
きらびやかなお袈裟が作られるようになったのですが
基本の作り方や考えは全く2000年前も同じです。
ゆあんさま
宗派によっても違うし、きらびやかだったり
シンプルだったり、いろいろです。
真言宗が一番バリエーションに飛んでいるかな。
VIVAYOU
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はじめまして
先日、知り合いのお寺を参拝したときに試しに着てごらんと言われ、へんざん?と言われる衣を着させていただきました。孫にも衣装でしゃべらなければ立派な僧侶ですねと言われ、照れ笑いしてしまいました。
着方も難しくて大変だなと正直思いました。
935さま
褊衫(へんざん)でセパレートの衣ですね。
インドの暑い国では、これはもともと袈裟の下に
つける下着だったのです。でも中国に入ると寒い
ので下着が「衣」という名前になって着用され
ました。さらに日本に入りと上下がつながった
衣ができたのです。
あわせが逆なので変な感じですよね・・・。
VIVAYOU
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