日本科学未来館で開催されている「地下展 UNDERGROUND
-空想と科学がもたらす闇の冒険」が開催されています。
(2008年1月28日まで。お奨めです!!)
私たちは、地上のめまぐるし生活の中で、足の下を意識する
ことはありません。
「地下」というとショッピングセンターや地下鉄などの交通網、
ガス、水道のインフラ、地下資源の利用くらいが想像の範囲合
ですが、それはほんのすぐ近くの足下もことにしかすぎません。
さらに深い世界では、数多くの生き物が暮らし、氷河期に凍結
された痕跡が残り、コア部分にいけば地球の誕生起源の秘密
までにもたどり着きます。
南極の氷床下3700メートルには、誰も見たことのない、
いや、見てはいけない地球最大の地底湖が存在するといいます。
この宇宙にも匹敵する誰も見たことがない広大なフロンティアは、
複雑な要素が絡み合い、私たちの生活は、その構造に支えられた
小さな小さな世界であることに気づきます。
地下とは地球の胎内は、膨大な土圧の力の均衡で出来ています。
しかも46億年という想像を超えた記憶の蓄積がり、その歯車が
緊密に関係し合い、いまも新しい時を刻んでいるのです。
地下鉄の話から始まり、70年の万博で埋められたタイム
カプセルや、地下300メートルの放射性廃棄物の地層処分、
南極の氷が溶けている音など有益な情報量が、18もの
テーマで分けられて、展示を見ながら、徐々に地下深くに
潜っていくというストーリーです。
この「地下から地球の深部へ向かう」という体感型ストーリーには、
50㎝角の発泡スチロールが6500個も使用されているといいます。
しかもそれらはすべてリサイクル可能なものだとか・・・。
地球を感じる・・・。
地球の声を聞く・・・。
誰が、こんな壮大な世界観を造りあげたのか?
目に見えぬ大きな存在も感じられずにはいません。
何か・・・
怖い感じです。足元でどんなことが起きているのか?とんでもないことが起きないうちにに、大切にすることがあるのでしょう。
さちさま
確かに・・・。
南極の氷が溶ける音を聞いているとゾッとします。
温暖化の問題なんて、私たちはあまりにも情報を
知らなすぎます。
もっとメディアでワイドショーの時間帯に
定期的にお知らせすれば良いと思うのですが?