ブタはブタでも・・・



電車の中で和尚の前にいた女子高校生の話・・・。

今日ね。。。部活の料理で教わったんだけどぉ、煮物は
「さしすせそ」なんだって!!

え~っ なあにそれ・・・。

自慢げに「さしすせそ」の説明が始まった。
「さ」は砂糖で、「し」は塩。「す」は酢でしょ。

「せ」は、わかる?

え。。。なにぃ~「洗剤」!!

煮物に洗剤入れるか!!でも、「お米を洗って?」と言ったら
洗剤で洗っちゃったという、本当かどうかわからない話は
和尚も聞いたことがある。

「せ」は「しょうゆ」・・・昔は「せうゆ」て書いていなんだって!
だから「せ」は醤油でしたぁ。。。

じゃ「そ」・・・。「そ」は味噌の「そ」

話しは、いろいろ進み・・・「落としぶた」の話しになり
一人の高校生は真剣な顔で・・・。

「おとしブタ」てどんな豚肉なの。。。
どこでスーパーで売っているの。。。

化粧塩、踊り串、迎え塩など先人たちが考えてきた
料理の知恵の数々、そして箸の持ち方・・・。

それらを知り実践できることは、「命を頂く」
私たちのマナーなのかもしれないと、思いながら
電車を降りました。

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ブタはブタでも・・・ への2件のフィードバック

  1. さちえ のコメント:

    和の世界
    世界の各地をまわると日本ほど飽食の
    国はないと思います。
    日本本来の和食は繊細で本当にすばらしい。
    和尚様の明日の「和を楽しむ」も楽しみにして
    おります。

  2. 和尚 のコメント:

    さちえさま
    確かに「和」の世界は深秘です。
    もちろん「洋」の世界も、奥が深いものが
    ありますが、とても「和」の世界は繊細だと
    思います。
    今日のご披露も、そんな世界を感じて頂けるよう
    頑張ります~~

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