東京・銀座の中心地にある鳩居堂では、毎年4月2日
から8日までの1週間、お店の前にお釈迦さまの誕生仏を
安置して、灌仏会(かんぶつえ)を行っています。
なんでも20年前からの風習で、社員の方がお世話をして
いるとか・・・。
鳩居堂さんは、薬種屋が始まりで、その後お香の専門店
でしたが、現在は書道の道具を始め、和紙細工や便箋、
かわいいのし袋など、日本の品物販売している300年
以上も続く老舗です。
10時と13時には、甘茶の振る舞いもあって、通りが
かりの人たちが、「お~っ、お釈迦さまの誕生日だ~」と
言う人と「これ何かしら・・・?」という方もいて、
さまざまです。
一坪1億円もする土地の上で、老若男女、外国人の方々も
混ざって、お祝いをして頂けるなんって、お釈迦さまも
大満足かしら・・・?
そんなバブリーな価値は、関係ないと今日も無言の教えを
説き続けているのですか?