お釈迦さまの誕生日



4月8日は、お釈迦さまの誕生日です。
ということは仏教の誕生日でもあります。

西暦の2007年は、キリストの誕生ですが、
仏教は、それよりも500年も前に誕生したのです。

実は、お釈迦さまの生まれた年が、正確には不明で
諸説があり、スタートの年号をどの年にしているかに
よって仏歴の年数が違うのです。

そのために2550年だったり、2470年だったり
します。

仏教経典の数は膨大で、インドで成立した経典や
文献が、インドの北の方に伝えられた「北伝」と、
南の方に伝えられた「南伝」といわれる資料があります。

この北伝と南伝とでは、仏教のスタートがことなり、
北伝の信憑性を評価する者と、南伝に史料価値を認める
者の算定とでは、数字が異なってくるのです。

一般的に用いられている説は、仏教学者の権威である
中村元博士の「お釈迦さまは、紀元前463年に生まれ、
紀元前383年に没した」という説です。
(真言宗豊山派では、こちらを基準にしています)

どちらにしても、仏教は2500年くらいの歴史が
あるんですよ

カテゴリー: 金剛院和尚のブツブツ雑記 パーマリンク

お釈迦さまの誕生日 への4件のフィードバック

  1. 薬作り職人 のコメント:

    花祭り
    はじめまして。

    新着ブログからきました。

    今日は花祭りなんですね。

    私が通ってた保育園は、お寺だったので、

    この時期お釈迦様の像の上から甘酒?をかけて

    お祝いしてました。

    お茶だったかもしれません

    三十年以上も前なもんで。。。

  2. ゆが のコメント:

    お花見にて・・
    おはようございます。

    お釈迦様の「花祭り」と「お花見」ががっちんしてしまったという私目は昨日東大寺へと参りました。

    大仏殿の前ではずらり、と人がならび甘茶をかけたりふるまってもらったり・・

    外国人の観光客も多くてびっくりでした。

    桜はソメイヨシノも山桜も色々、皆満開。

    「新薬師寺」の「菊桃」の花は濃いピンクでいい香りでした。

    あの周辺は大正ロマン的土壁の古いお屋敷や歩道が続き、自宅を一部改良した「おうちカフェ」がてんてんとあります。とても風情がありますよ。

    山口県は萩の城下町をふと、感じさせてくれます。

  3. 和尚 のコメント:

    薬作り職人さま
    甘酒は、ひな祭りだ!!

  4. 和尚 のコメント:

    ゆがさま
    あら!ステキな休日でしたね。

    和尚の寺の近くにも「お家レストラン」が

    あって、趣味がレストランになってしまう

    なんて、これまたステキです。

    巨大開発から、こんな素朴な改良が人々の

    心を引きつけるんでしょうね。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください