毎週発行されている週刊誌に掲載された記事・・・。
世間では「坊主丸儲け」の印象が強く、ビジネスなどと
書かれると、またまた「丸儲け?」「生臭坊主?」という
思いを持つかもしれない。
しかしお寺の事情というのは、決して楽観的なものでは
なく、むしろ危機感のほうが強い。将来的には廃寺や
合併もあるだろう。
檀家制度や葬祭の意義が急激に変化しているなかで、
寺院が生き残るための新しい模索として、いろいろな
ことにチャレンジしていると捉えてほしい・・・。
お寺を維持運営していくことは、世間で思っているほど
楽なことではないのだ。
あるブログの中で、仏の教えだけを伝えれば良いみたいな
意見があったが、平成に入ってから世の中が急速に変化し
始めて、「変わらない大切なもの」を伝えるだけでは、
生き残ることはできない時代になっているのだ。
定番の写経、座禅等の他にも新しい仏教コンテンツを考え
出すために、実はお坊さんは悩んでいるのが実情だ。
仏さまのありがたさを説くのではなく、自分の言葉で伝え
たい。「このお寺のためなら・・・」と思って、仏教の
すばらしさに気づいてもらえるようにと、日々模索が続く・・・。
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